着姿の比較
図らずも、面白い比較画像が撮れたので載せておきます。
同じ着物を2日連続で着ました。
下に着た半襦袢は変えました(帯も違いますがここは問題にしません)。
1日目の半襦袢は、衣紋(えもん)が抜けやすく作られたもので、2日目は普通のもの。
何も考えずに着たところ、1日目は衣紋がしっかり抜けましたが、2日目はあまり抜けていませんでした。
さらに、裾の長さも違っていました。これはたまたまなので半襦袢のせいではないのですが、踵が見えるか隠れるかで、股下の長さが違って見えます。
衣紋が抜けているほうは、腰の位置が高く見え、裾の長さと相まって余計に脚が長く見えます。
1日目のほうが背筋がピンとして見え、2日目は猫背に見えます。
着物は洋服と違って、基本の形は同じです。でも、着かたによって脚が長く見えたり短く見えたり、スラッと見えたりずんぐりと見えたりします。
目の錯覚で、数センチ、いや数ミリの違いが大きく印象を変えたりします。
ここが着物の面白いところ。
様々なシーンに応じて着分けることで、一枚の着物でも様々に演出できる。幼く見せたり艶っぽく見せたり、使い分けられるようになったら楽しいだろうなと、まだ「たまたま」そうなってしまうレベルの自分は、思うのであります😅