半幅だけどハンパない

半幅帯

名前のとおり、幅が名古屋帯などの半分(15センチくらい)の帯です。

浴衣やカジュアルな着物に使います。

半幅帯の結び方は無限にあり、オーソドックスなものとしては、リボン系が文庫結びや蝶結び、ペタンコ系が貝の口や矢の字など。

アレンジがしやすいということもあり、多くの方々がオリジナルの結び方を考案され名前を付けておられたりします。

名古屋帯は、お太鼓結びか角出し(つのだし)くらいしか思いつきませんが、半幅帯の結び方は種類が多すぎて覚えられない😵‍💫というのが本音です。

お気に入りの結び方は回数やるので自然と覚えますが、たまにしかやらない、もしくは始めてやってみる結び方は、その都度ネットや本で調べます。

今日は一枚の半幅帯で数種類の結び方をやってみました。

トルソーちゃんで着せかえ遊びです😅

半幅帯はリバーシブルになっているものがほとんどなので、折り返し方でどちらの面を出すか選べます。

リボンを作る時、巻き込むように折るのか蛇腹に折るのかで、羽の重なり方が変わります(臙脂色のリボンのほうが蛇腹折り)。

半幅帯でお太鼓風というのを、とあるインフルエンサーの方がライブで配信されていたので、早速にやってみました😁

ついでに角出し風もやってみました。

角の有り無しで雰囲気が変わって見えるのがわかりますでしょうか。

私が半幅帯の結び方のポイントと思っているのは…

(1)ひと結びする時、テを上にして結ぶのか(テ先結び)、タレを上にして結ぶのか(タレ先結び)

(2)テとタレの長さを間違えない

(3)帯の長さにあった結び方を選ぶ

ということ。

(1)について、リボン系はテを上に結ぶ、ペタンコ系はタレを上に結ぶ傾向にあると思っています。例外はあるとは思いますが…

(2)について、最初にテ先を何センチくらい残して始めるのか、ひと結びした時、テとタレを同じ長さにしたい時など、結び方によって変える必要があります。

(3)について、昔ながらの帯は3m50cmくらいの物が多く、最近は4m超えのものが多いです。ペタンコ系は短いほうが結びやすく、アレンジするには長いほうがやりやすいです。

半幅帯はアレンジし放題なので、是非色々とやってみてくださいね😊

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